長浜の「アタラシイ」を紹介する第2回目は、パッチワーク & キルト雑貨のお店「with cotton」を営む福本史子さんの登場です。自分の好きなことを仕事にした福本さんはイキイキとした笑顔が印象的な女性です。
もともとモノづくりが好きで、色々な物を手づくりしていました。そんな中、独学でパッチワークを始めました。パッチワークは根気のいる作業ですが、時間をかければかけるほど、深い味わいのある作品が生まれる・・そんなパッチワークの世界に夢中になりました。
パッチワークは「継ぎ接ぎ」という意味で、布を縫い合わせて作品を作ります。作品の形は無限で、1人1人の想いを形にしていきます。作り手の想いを形にすることはとても難しいことですが、その難しさに魅力を感じています。そして、多くの方にその魅力を伝えたくて、作品を作るために必要な手芸用品を扱うパッチワークの専門店をオープンしました。
ほぼ1人でお店を切り盛りしているので、毎日が慌ただしく過ぎていきます。でも、共通の趣味を持つお客様と会話したり、作品づくりの技術的アドバイスをしたり、そんな時間はとても楽しく充実しています。私のアドバイスがお客様の作品づくりに活かされることに、大きな喜びを感じています。
パッチワークに使用する布にはこだわりがあります。布と布を縫い合わせて作品を作るパッチワークは、隣り合った布の色がもう少し濃かったら・・薄かったら・・と感じることが多々あります。
お客様のイメージにあった色合いの布をできるだけ置いておきたいという思いから、お店には、沢山の布を仕入れています。そのため、「こんなに沢山の材料があるなんて!」とお客様からは驚きの声も聞こえてきます。
お店には、何か作りたいという漠然とした想いでお越しになるお客様もいらっしゃいますので、手軽に作ることができるオリジナルキットも用意しています。中でも立つペンケースのキットが一番人気です。
また、お店ではパッチワーク教室も開講しています。教室では、パッチワークを始めたい方から作品づくりへの指導を求める経験者の方まで、思い思いの作品を作っていきます。
今はマンツーマン指導や、少人数での教室ですが、今後は、同じ趣味を持つ人たちのサークルっぽい雰囲気の教室が出来ないかと想いを巡らせています。
お店と教室で充実した毎日ですが、その合間を縫って自身の作品づくりも続けており、第20回キルトジャパン賞では、協賛社賞をいただくことができました。賞のために作品づくりをしているわけではないですが、評価をいただくことは、作品づくりの励みになります。
教室の生徒さんたちも素敵な作品をいくつも制作されていますので、そのような生徒さんたちのオリジナル作品を中心に展示するパッチワーク展を企画していて、今後も定期的に続けていきたいと思っています。
パッチワークは想いを形にする作業です。私はパッチワークを通して、「想いをカタチ」に「好きを仕事」にできました。でも、まだまだカタチにしたい想いがあります。そんなカタチづくりをこの長浜で続けていきたいと思っています。
社名 / 屋号 | パッチワーク & キルト専門店 With Cotton |
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連絡先 | 〒529-0141 滋賀県長浜市五村191 MAP |
TEL / FAX | 0749-73-5875 |
営業時間 | 月・火・木・土曜日 10:00~18:00 金曜日 10:00~16:00 |
定休日 | 水・日曜日 |
URL | WEBサイトはこちら |
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